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文楽 / 浪曲 / 能楽 / 茶道 / 講談
霜乃会(そうのかい)

プロフィール

霜乃会は、平成29年(2017年)、講談師・旭堂南龍(当時・南青)、能楽師・林本大の呼びかけにより、能・落語・浪曲のメンバーが芸談など意見交流の場として定期的に食事会を行っていたことから始まります。その後、茶道や文楽メンバーも参加し、現在に至ります。
メンバーの総意によって、平成31年(2019年・令和元年)より食事会のみでなく、公演も開始しました。

霜乃会メンバー1

霜乃会の目的

内的には、メンバー同士お互いの芸能・文化を交流することで、伝統文化が大切にしてきたものをより深く学びます。その学びを自身の分野に生かし、それぞれの芸道に一層精進することを目指します。

外的には、オリンピックや万博といった大規模な国際イベントが予定され、より国際力が求められる昨今、かえって伝統的な日本の価値観を学ぶこともより重要になっていくと考えています。我々「霜乃会」は、複数の芸能・文化からなる団体であることを生かし、より広範な形で日本の伝統文化を、日本人はもとより各国の皆様にアピールしていくことを目指します。

また、企画面においても、金額面においても、なるべく普段来場しづらい海外のお客様も含む客層に、お越しいただきやすい発案を行い、それぞれのファン獲得にも繋げることを目指します。

公演活動

主な活動

現在は、月1回のペースで霜乃会メンバーそれぞれの芸について理解を深めるための講座「霜乃会プラス」を開催するとともに、年1回の大阪梅田HEPホールでの「霜乃会本公演」の活動が主となっています。

そのほか、一部メンバーによるスピンオフとして「講談・落語・茶道で知る堺の偉人~千利休・曾呂利新左衛門~」(2019年12月大阪・2020年2月東京)、「伝統芸能で旅する京都」(2020年4月)なども企画・開催しております。


メンバー

旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)

旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)

講談師 霜乃会代表

1980年(昭和55年)生まれ。
2004年(平成16年)、旭堂南左衛門に弟子入り、「南青」となる。
2018年(平成30年)、上方講談界で27年ぶりの真打昇進。同時に上方の名跡「南龍」を襲名。
2019年(令和元年)、大阪市「咲くやこの花賞」受賞。

奈良検定ソムリエ級保持者。奈良市観光大使。


今村哲朗(いまむら てつろう)

今村哲朗(いまむら てつろう)

シテ方 観世流 能楽師 準職分

公益社団法人 能楽協会所属。
東京藝術大学 音楽学部 邦楽科 卒業。
1981年(昭和56年)福岡県生まれ。大阪市在住。

幼少の頃より、父・観世流能楽師 今村嘉伸に稽古を受け、3歳で仕舞「老松」で初舞台。大学卒業後に大西智久師に入門し、2010年(平成22年)独立。

「千歳」「石橋」「猩々乱」「道成寺」を披曲。
ルーマニア、ブルガリア、フィンランド、韓国等、海外公演に参加。
「大阪 福岡 能楽大連吟」主催。


桂紋四郎(かつら もんしろう)

桂紋四郎(かつら もんしろう)

上方落語家

公益社団法人 能楽協会所属。上方落語家

1988年(昭和63年)、大阪府吹田市生まれ。
大阪大学大学院工学研究科に在学中の2010年(平成22年)、三代目桂春蝶の落語に出会い、大学院を中退し入門。

2014年(平成26年)、Youtube「桂紋四郎」チャンネルを開設。
2018年(平成30年)からは、東京―大阪二拠点体制で「上方伝統文化・芸能、そして上方落語を全国でシェアしたい」をテーマに活動。


京山幸太(きょうやま こうた)

京山幸太(きょうやま こうた)

浪曲師

1994年(平成6年)生まれ。
2013年(平成25年)二代目京山幸枝若の浪曲教室に参加し、同年9月入門。
2014年(平成26年)5月、国立文楽劇場「浪曲錬声会」にてデビュー。
2015年(平成27年)1月、阿倍野区民センターにてデビュー披露口上・公演。
2019年(令和元年)、浪曲界初のR-1ぐらんぷり出場。

古典浪曲を磨く一方、音源・ダンス・小道具・衣装なんでもありの”超”新作浪曲を手掛ける。


竹本碩太夫(たけもと ひろたゆう)

竹本碩太夫(たけもと ひろたゆう)

文楽太夫

1995年(平成7年)生まれ。
2014年(平成26年)4月、国立文楽劇場第27期研修生となる。
2017年(平成29年)4月、竹本千歳太夫に入門。竹本碩太夫と名乗る。
同年7月、国立文楽劇場にて初舞台。


鶴澤燕二郎(つるざわ えんじろう)

鶴澤燕二郎(つるざわ えんじろう)

文楽三味線方

1995年(平成7年)生まれ。
2011年(平成23年)4月、国立文楽劇場第25期研修生となる。
2013年(平成25年)4月、鶴澤燕三に入門。鶴澤燕二郎と名乗る。
同年7月、国立文楽劇場にて初舞台。


林本大(はやしもと だい)

林本大(はやしもと だい)

能楽師観世流シテ方準職分

1977年(昭和52年)生まれ。
大阪、奈良、佐賀など各地で謡曲教室「大声会」を主宰。
「初心者にも伝わる能」を目指して活動し、舞台や講座など公演の数は年100回を越える。

2019年(令和元年)より自身が講師を勤める能講座「能meets」を全国規模で開催。
2018年(平成30年)より自主公演「大の会」を実施。


松井宗豊(まつい そうほう)

松井宗豊(まつい そうほう)

茶道裏千家業躰

1980年(昭和55年)生まれ。
2000年(平成12年)、今日庵入庵。
2010年(平成22年)、坐忘斎御家元より茶名「宗豊」を授かる。
2017年(平成29年)、坐忘斎御家元より「業躰」への昇格を許される。

独立行政法人日本芸術文化振興会文楽研修所講師。
大阪青山大学および短期大学部非常勤講師。
一般社団法人大阪青年会議所茶道同好会「茶楽会」講師。
大阪、京都、東京にて教室を主宰。

店舗・稽古場情報

店舗・稽古場名
主な公演会場:霜乃会プラス会場 青山ビル地下1階「北浜RONDO」
所在地
〒541-0044
大阪市中央区伏見町2-2-6
アクセス
京阪電鉄本線・大阪メトロ堺筋線「北浜」駅6番出口 徒歩1分

大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅11番出口 徒歩6分
稽古日・営業日
月1回(金曜夜18:45~20:00)
費用
参加費:1,500円
お問い合わせ
TEL: 070-2635-6644
E-mail: info@sohnokai.com
URL
https://sohnokai.com/

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