未来座 -彩- 2019|日本舞踊でピノキオ!?人間国宝・井上八千代氏も初出演
日本舞踊の可能性を追求する新作公演
【第一部】舞踊ファンタジー「檜男(ピノキオ)」〜歌舞伎俳優・坂東巳之助が語りで出演
こんにちは、日本舞踊家の藤間翔央(しょうおう)です。
昨年、ご好評をいただいた「カルメン」の赤い女に引き続き、全国・各流派の日本舞踊家で構成される公益社団法人「日本舞踊協会」が主催する新作公演「第三回 未来座」に出演いたします!
今回の「未来座」は、豪華な二本立て。第一部では、「子どもにも楽しめる日本舞踊の作品を目指して(監修:花柳壽應氏)」「檜男(ピノキオ)」をお送りします。
6月1日に行われた顔合わせでは、「子どもにもわかりやすく、大人も昔を思い出してニヤッとできる作品にしたい。“楽しいことをやる”を追求しながら、緻密に創り上げていく(振付:西川扇与一氏)」とのことでしたが、はたして、日本舞踊家が踊ると、どんなピノキオになるのでしょうか??
私も日々稽古を見ていますが、回を重ねるにつれて舞踊家それぞれの個性が発揮され、歌舞伎俳優の坂東巳之助氏による語りと合わさって、とても面白い作品になっていますよ!
(※ピノキオはダブルキャストとなっております。組ごとに公演日時が異なりますので、ご注意ください。)
【第二部】日本舞踊の美を体現する「春夏秋冬」〜人間国宝・井上八千代氏も出演!
第二部でお届けするのは、女性群舞・男性群舞・京舞など、さまざまな日本舞踊の美しさを堪能できる「春夏秋冬」。女流書家の第一人者である矢萩春恵氏とコラボレーションし、書・映像・踊りが三位一体となった舞台を目指します。
春では振袖姿の女性たちが「咲き乱れる花々のような美しさ(振付:藤間恵都子氏)」を、夏は富岡八幡の水かけ祭りを元に、男性群舞の「圧倒的な躍動感、荒ぶる魂、溢れる汗(振付:花柳基氏)」を、秋では“踊り”とは一味違う、井上八千代氏による幻想的な京舞を、冬は全出演者で「鳥のイメージを元に、表面の美しさとその裏に隠された残虐性(振付:五條珠實氏)」を表現するとのこと。
「檜男(ピノキオ)」と「春夏秋冬」、趣の異なる二本立てを一度に楽しめる「未来座-彩-」、ぜひ劇場でお楽しみください!
皆様のお越しをお待ちしております^^
イベント情報
- 日時
- 終了|2019/06/21,22,23(金、土、日)12:00/15:30/19:00
- 場所
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国立劇場小劇場
東京都千代田区隼町4-1
- アクセス
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■地下鉄をご利用の場合
・半蔵門線 半蔵門駅 下車:1番出口から徒歩約5分
・有楽町線/半蔵門線/南北線 永田町駅 下車:4番出口から徒歩約8分
■バスをご利用の場合
・都営バス 都03(晴海埠頭-四谷駅)/宿75(新宿駅西口-三宅坂) 三宅坂 下車:徒歩約1分
■お車をご利用の場合
駐車場 終演まで 普通車 500円・バス 1200円
- 費用
-
全席指定8,000円
※25歳以下は3,000円、15歳以下は6,000円を当日会場受付にてキャッシュバック
※障害者割引 1,000円を当日会場受付にてキャッシュバック
※キャッシュバックは公演当日に限ります。年齢が確認できる証明書、障害者手帳を日本舞踊協会受付にご提示ください。
- 備考
- 公演チケットをお申し込みの際は、ご希望のお日にち、開演時間をお知らせください。
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